私が新人の頃には、自分の病棟はなぜか深夜近くまで仕事をするのに
他の病棟は普通に帰ったりそうでなくても日勤で20時頃までには帰っている。
と言うのを、新人が集まる飲み会で知り、
どういうことなのか?つまりは自分がかなりポンコツということなのか?
と自分を責めていました。
「ダメなやつだ自分は、クソやろーで、使えない」
そんな言葉が自分の心から聞こえてきていました。
Suuが勤めた病棟にはもう1人の新人の同期がいて、その新人は先に辞めてしまいました。
今なら言える。
「お前が悪いのではなくて、病棟に問題がある」
のだと。
今日辞めたい気分のあなた
月曜日に行くのが辛いあなた
大丈夫、他に行こう。
多分その病棟は終わっている可能性が高いぞ。
総合病院なら他の病棟への異動をすすめられるので、内科とかの病棟に異動を行うべし。
病棟は色々あるし
向き不向きもある
人間関係の相性だってある
やりがいのある病棟でキャリアを積みましょう〜
病棟によって「忙しさ」や「難易度」は違う
総合病院など、病棟が多い病院に勤めると
色んな世界があることに気づくはず
ではあるが
それは 隣の病棟 くらいで
大抵の リアルな病棟の様子は 知らないし
他の病棟は「異世界」である。
それは隣の人の家がどんな生活を送っているのか知らないのに似ていて
意外と隣の人の家とか見たりすると、自分の家と
ぜんぜん違うことに気づく。
科目が違えば視点も違う
必要な手技も違うしクリニカルパスも違う。
勤めてる人も違う。
難易度が高い病棟の特徴で言うと、混合科であること。
科目は沢山ある。例えば
小児科、産婦人科、口腔外科、眼科、形成外科、脳神経外科、神経内科、消化器内科、腎臓内科、循環器内科、心臓血管外科、形成外科、外科、泌尿器科、皮膚科、呼吸器内科、血液内科、糖尿病・内分泌内科、リウマチ・膠原病内科
などなど沢山の科目があるが
コレをどう組み合わせていくかで
病棟の難易度は変わってくる。
単科であればシンプルであるし
単科のが覚えやすい、わかりやすい。
病棟がきつくて辞めたい理由として
他科混合で仕事の流れに追いつけない
意味が分からず混乱してしまう
そのようであれば
シンプルに
整形外科とか
消化器内科とか
シンプルな科に勤めると
仕事を覚えやすいし、楽しめます。
教える側もシンプルなので教える能力が高くなくても大丈夫。
後は病院の管理能力であり
病棟の師長や主任の管理能力であり
個人の人間性や人間関係で病棟の業務がうまくいくかいかないかは変わってきます。
できる先輩もいれば
できない先輩ももちろんいます。
忙しくても
キーマン(優秀な看護師=神ナース)
がいれば病棟が回るし楽しい。
神ナースがいると
病棟師長とかがポンコツでも
病棟で働くスタッフはキーマンがフォローして
みんなで協力して働けるので
仕事は大変でもなんとかこなせて、そして何か楽しいし
神ナースのためなら頑張れる状況が出てきます
やばい日でも残業なしで帰れる。
みたいな状況を神ナースは作ってくれますね。
そういう人って超貴重なので出会ったらすごく仲良くして
色んなことを教えてもらいましょう。
あぁ〜、そういう人が管理をやれば良いいのになー。
でも管理が能力なくて
そもそも師長が代理とか
主任はいません とか
プリセプター(先輩ナース)が辞めたいとか
先輩がすでに病棟に適応できていないとか
教えるとかより、怒鳴られることが多いとか
もはやそれは、イジメだ
とかは
病棟が終わっている可能性が高く
忙しいというのも、無駄に忙しいだけで
そもそも基本的なことができていない場合があるので
そういうとこで新人が育つのは
その人が相当にタフで
優秀な人材でないと厳しい。
なのでそんな病棟にあたってしまい辞めたいのなら
他の病棟へ。
できそうな病棟に異動が可能なら異動をオススメします。
できそうもない不適応の病棟で働き続けると、
Suuみたいに結局すぐに潰れてしまう可能性が高いです。
「病院」自体が合わないようであれば
辞めて次を探す方がいいですね。
勉強する時間を確保するのも
睡眠時間を削ってばかりでは体調不良になったり
業務をミスしたり
感情が不安定になったりと
大変なので、
勉強時間も病棟の人たちが気を配って確保したらいい。
そして飲み会を開いたり
病棟以外でコミュニケーションを取れる場をつくることも
一緒に働く仲間と、うまくやって行くには大事だと
コロナで飲みにいけなくなって感じました。
新人はそれに応えて勉強する、分からなければ質問する。
そうやって絆を作ることができたなら
すぐに「辞めよう」とかにはならないでしょうね。
病棟は色々あるし
向き不向きもある
人間関係の相性だってある
やりがいのある病棟でキャリアを積みましょう〜